四葉ボックス

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いろんな物をつめこんだおもちゃ箱

3年ぶりの、そして初めての献血

四葉です。

先日、3年ぶりに献血に行ってきました。

3年ぶりと書いてあるのに、初めてとは矛盾しているのではという声が聞こえてきそうですが、実はどちらも正しいです(後述)。

 

さて、このたび3年ぶりの献血となったのは、その期間中抗うつ薬飲んでいたからです。

服薬している薬によっては献血ができないことがあります(献血可能な服薬剤について|高知県赤十字血液センター|日本赤十字社)。

 

私は3年前の4月頃から継続して抗うつ薬を服用していました。

抗うつ薬は、基本的に最後に服用してから3日経たないと献血できないとのこと。

今までできていた献血が急にできなくなって、寂しさというかやるせなさというか、そんな気持ちを感じていました。

3年間はなかなかに長かったですが、今年の3月に晴れて服薬が終了となりました。

そんなわけですぐにでも献血に行きたいところでしたが、昨今の情勢も相まって、外出を尻込みしていました。

栃木県は新規感染者が増えていないとは言え、注意するに越したことはありません。

マスクをし、手洗いをしっかりして血液センターへ向かいました。

 

これまで13回献血をしてきていますが、

そのうち献血ルームや血液センターといったところで献血をしたのは1回だけでした。

というのも、ほとんど大学に来る献血バス献血をしていたからです。

さて、献血をできなかったこの三年間の間に変わっていたことがありました。暗証番号です。

献血の受付の際には、今まで暗証番号を入力する場面がありました。

それが、今は生体認証になっていたのです。

(生体認証……指紋や静脈、虹彩などの生体情報で個人を認証するシステムのこと)

右手の中指を機械の奥まで入れて、音が鳴るまで待機。

どうやら、静脈の配置で個人を識別しているようです。

いつからこのシステムに変わったのか調べてみると、2014年あたりで導入されているということがわかりました(もっと安心して献血いただくために~受付方法が変わりました|トピックス|血液事業|活動内容・実績を知る|日本赤十字社)。

私が献血をストップしたのが3年前、つまり2017年なので、それより3年も前に導入が開始されていたということになります。

出会った記憶が無い……全国に導入されるまで時間が掛かったんですかね?

ともあれ、今後は生体認証でいけるようになりました。

ちょっと次回が楽しみです。

 

今回、生まれて初めて成分献血にチャレンジしました。

献血には、血液をそのまま抜く全血献血と、血液の中から必要な成分(血小板や血漿)のみを取り出して赤血球は体に戻す成分献血の大きく二つに分けられます(献血の種類|献血の手順|献血の流れについて|献血する|日本赤十字社)。

全血献血15分程度で終了するのに対して、成分献血40分~90分と長時間になります(採血量により時間が異なるようです)。


今回は血漿成分献血を行うことになりました。

献血の針は、予防接種の針などと比べると太いのでドキッとする方もいると思いますが、私は割と平気です。「刺さってる」という感覚は思い切りありますが。

 

今回担当してくださった看護師の方が結構気さくな方で、色々教えてくれました。

成分献血では、先程書いたように採血量に応じて時間が変わるようですが、採血量は体重によっても違うんだとか。

あとで調べてみたところ、基準はこのように(献血の基準|福岡県赤十字血液センター|日本赤十字社)なっているようです。

私は55kgなので、400mL~450mLの血漿成分献血が可能ということです。それほど今までと違いはありません。

対して70kgの人となると、400mL~600mLまで可能! 200mLの幅があります。

 

それから、採血にかかる時間は採血量だけでなく、機械の種類にもよるものだということを教えてくれました。

体の外に出る血液の量が多いタイプのものと(時間がややかかる)、少ないタイプ(時間がやや短い)のものがあるそうです。

後者のタイプだと、管が太めなので血管が細い人は向かないとのこと。

私は血管の太さが問題なかったようで、そちらを使えました。

 

採血の時間は、目の前に準備されたモニターでテレビを見たり、

持ち込んだ本を読んだりと、何をしていてもOKです。

私はテレビで「99人の壁」を見て、それが終わったら『間宵の母』を読んでいました。

※「99人の壁」、6月6日にリモート機能を使って行うそうです。面白そうなので見たい。

 

さて、そんなこんなで採血は無事終了しました。

体に血液が戻っている感覚は特に感じず、全血献血とほとんど変わらないなという印象でした。

献血中も水分は摂っていましたが、二杯以上飲んでね、と言われているのでしっかり飲みます(献血センター、血液センターでは無償で飲み物が提供されています。ボタンを押すだけの自販機が設置されているので、十分に水分を摂取しましょう)。

献血カードにも今回のデータが入力されました。

全血献血は次に献血ができるようになるまで数ヶ月かかりますが、成分献血ですと二週間とかなり短いです。

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献血カード。直近3回の献血をした地域が全部異なっているというレアな状況に。

 

献血カードと一緒に、お菓子や献血後の注意の紙、それからマグネットを頂きました。

私は以前、複数回献血クラブ献血記録を確認できたり、全国すべての献血ルームの予約が可能になったりします)に加入したのですが、平成30年にそれが「ラブラッド」という名称に変わりました。

www.jrc.or.jp

ラブラッドに加入していたため、このグッズを貰えたようです。

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献血バスの形のマグネット。かわいい。

挟みこむだけでなく壁に貼り付けても使える。

 

久しぶりの献血でしたが、特に問題なく終了しました。

成分献血自体は初めてでしたが、体調に大きな変化はありませんでした。

実は今回、母も献血に付き合ってくれました。

「30年近く行ってないよー」と言っていましたが、

血液の濃さも問題なく、すんなり献血できました。

付き合ってくれて感謝です。

 

成分献血は少し時間がかかるだけで、全血献血とそれほど違いは感じませんでした。

全血献血成分献血もどちらも需要があるようなので、そのときに足りないほうを選択していきたいなと思います。

まるで絶望と狂気を煮詰めたような…… 『間宵の母』感想(後半でネタバレ)

四葉です。

今回は歌野晶午『間宵の母』の感想です。(ネタバレは後半に区切ってあります)

前置き

最近は本を手に取る時、誰かの感想を見たり、あらすじを見たりしてからというのが多かったのですが、この作品については前情報ゼロでした。

全く作品の内容を知らないというのはなかなかの博打です。

どういうタイプの話かも未知数ということは、合わない可能性も大いにあります。

でもたまにそんな挑戦もしてみたくなるものです。

そんな経緯で出会ったのがこの作品……『間宵の母』でした。

結果から言うと、見事大当たりを引き当てました。

構成

「間宵の父」「間宵の母」「間宵の娘」「間宵の宿り」の四部で構成される作品です。

話の核に来るのは、タイトルにもなっている「間宵」家の人間で、この家族に関わった人たちの視点で物語は進んでいきます

 

間宵家の娘、紗江子の友人

女王様のご機嫌を取るために紗江子に目をつけた大学生

紗江子の家族について興味を持った同僚

そして、どす黒い気持ちを胸に秘める少年……

 

深い深い闇が、そこには広がっていました。

感想(ネタバレなし)

これは凄いです。

読み終わった後しばらく動悸が激しいままでした。

色々な意味で刺激的な作品です。

 

読んでいて、奇妙な世界に放り込まれた感覚を覚えました。

前述の通り四部に分かれているのですが、そのどの話も絶望と狂気をドロドロに煮込んだような、形容し難い感覚を覚えさせます。

第一話の時点でその片鱗は見せていたものの、第二話を読んでこれはとんでもない作品だということを実感しました。第三話でさらに引きずり込まれて、最終話できっちりと刺しに来ます。
絶望的でかなり鬱な話であるのに、どんどん引き込まれていきます。

それはまるで作中で子供たちに絶賛されている、間宵の父のストーリーテリングを体現したかのようです。

それから、四話ごとに異なった怖さを感じることができるのも素晴らしいです。

第一話では酩酊感のある世界へと引き込まれ、

第二話では緊張感と狂気を感じ、

第三話では得体の知れない不気味さに鳥肌が立ち、

そして最後の話、第四話ではそれらをごった煮にしてさらにスパイスを足したかのような感覚を覚えます。

第四話で突っ込みどころもあるのですが、それを加味しても私は非常に楽しめました。

本作にはミステリ的な要素もあるのですが、こちらも良かったです。

かなり大胆な伏線の提示をしていて、それが伏線であることが最後までわからないというとても巧い構成になっています。

謎に満ちた間宵家の真実が明かされた先に待っているもの……ぜひ読んで確かめてみてみてください。

感想(ネタバレあり)

ミステリとして落とすのであれば、第一話の奇妙な世界観や、第二話の急激な場面転換は薬物か?とはふんわり考えてはいました。

しかしその裏で起きていたことまでは看破できず。

間宵の父の悪行のカモフラージュや、母の殺人の偽装工作にはやられました。

まさかあの泥や玉や入水自殺も伏線だったとは。

已代子がただの狂気じみた女性にしか見えないだけに、偏執じみたあの嫌がらせが伏線であることはなかなか気づけないでしょう。

それでいて強烈なエピソードなので、真相が明かされた時にしっかり覚えているのです。巧いですね。

 

さて、本作には思っていたよりもファンタジーな要素も混じっていて最後は驚きました。

ファンタジー、というのは間宵の母のことです。

角膜手術によって孫の体を祖母が乗っ取る……なかなかぶっ飛んでいます。

心臓移植によってドナーの性格が移植された人に宿る、といった話は実話で聞いたことがありますが角膜はさすがになさそうな気はします。

突っ込みどころというのはこのことですが、作品全体の評価の上ではそんなにマイナス評価となるものではありませんでした。こういうのもアリかな、と。

 

それと本作のタイトル、『間宵の母』についてです。

これも読み終えるとなぜこのタイトルかがよくわかりますね。

夫の悪行を知り、全てを隠蔽するために偽装工作を施し、その後狂人を演じ、本当に気が狂ってしまう。娘に殺されて、移植により孫へ乗り移り間宵家を再び支配、そして最後には蒼空までも……

タイトルになるのに相応しい人物であると言えます。

第三話「間宵の娘」で紗江子の母、已代子が死んでいることがわかるわけですが、

タイトルにもなっている人物が中盤で亡くなるとは、と正直驚きました。

娘の紗江子や孫の和香菜に已代子の狂気が引き継がれて話が進んでいくのかも? と途中では考えていたのですがそれよりも遥かにおぞましかったです。

 

ラストシーンの話を少し。

最後はボールペンを耳に刺して自殺しようとするシーンで終幕となりますが、想像しただけで怖いですよね、これ。

それにしても、プリクラという思い出の品に未練があったばかりに、死を選択しなければならなかった蒼空のことを考えると、その皮肉さに一層の絶望を感じます

蒼空には已代子の呪縛を断ち切ってほしいところですが、それはつまり死を意味するんですよね。ああ、なんとも救い難い……

【はずる】天球の檻に迷い込んで【キャスト エクア】

「はずる」レビュー #12「キャスト エクア

 (解き方のネタバレはありません。ご安心ください)

 

四葉です。

今回は立体パズル「はずる」のレビューです。

はずるについてはこちらの記事をどうぞ。

あなたは外せる? 戻せる? 立体パズル「はずる」とは - 四葉ボックス

 

さて、こちらのレビューですが、実は先日投稿しました「キャスト UFO」同様、まだ解けていません。本来は解けてから記事にしたかったのですが、申し訳ありません。

ざっくり紹介

ぱっと見た感じ地球ゴマに似ている感じのパズルです。

地球ゴマ

 (話は逸れますが、地球ゴマって製造中止していたのですね。小学生の時に科学館で買ったのを今でも覚えています)

 

エクアは、枠の内部に閉じ込められた球体パーツを取り出すパズルですが、その難易度はレベル5を遥かに超えているように感じられます。要は、めちゃくちゃ難しいということです。

キャスト エクア(EQUA)

表面がこちら。

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裏面がこちらになります。

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キャスト エクア(EQUA)

LEVEL★★★★★☆(かなり歯ごたえのあるレベル)

ミッション①「外す」

これが初期位置です。

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早速動かしてみます。

内部のパーツは球体の形状をとっているので、少し動かしてみると絶対に外れないように思えます。

しかし、あることに気づけばパーツは大きく動きます。最終的にはまだ解けていませんが、解くためにはこの最初のステップが間違いなく必要だと思います。

そして、問題はここからです。

最初のステップがクリアできると、すぐ外れそうにも見えるんですが全くそんなことはありません。

解くのを阻むのが、「動かすパターンが無数に考えられて、かつ動かしにくい」という構造です。

動かすパターンが無数にある

これまでにも10個ほどはずるを解いてきて、

どれもが立体パズルではありますが、

どの方向にも自由自在に動き回るというわけではありませんでした。

xyz軸のうちの一つの軸が固定されて動く感じです。

そうすると動線が比較的絞られるので、

動かしているうちに偶然解法に辿り着くという可能性もあるわけです。

しかしエクアは、どの軸も固定されていないため動線が全く絞られません

これが難しくなっている一つの要因かと思います。

動かしにくい

xyz軸が固定されないので動線が絞られない、と上で書きましたが、

それと直感では反するような、動かしにくいというポイントもあります。

どういうことかというと、三つのパーツが複雑に絡まることによって

かなり動きが制限されるのです。

絡まり方は複数あるのですが、

その状態から動かそうとしてもパーツ同士が干渉してなかなか思うように動きません

「思うように動かない」と言っても、xyz軸が固定されているわけではないので、

動線は無数に存在します。

 

かなり難しいパズルであるということが伝わったでしょうか。

ミッション②「戻す」

まだ外すことができていないので、現時点ではこちらは空欄で失礼します。 

総評

まだ外せていないので完全なレビューは出せませんが、現時点での評価を。

まずデザインですがこちらは非常に好みです。正四面体を膨らませたような形の中に球体が入っていて、とても収まりの良い形状です。

レベル5とは思えない難しさで尋常ではないほど苦戦していますが、解ける日が来るのか…… 

難易度(外す     ★★★★★★:未達成

難易度(戻す)     ☆☆☆☆☆☆:未達成

解けたときの気持ちよさ ☆☆☆☆☆☆:未達成

デザイン性       ★★★★★★

総合          ☆☆☆☆☆☆:解けたら追記

女の子になっても全く動じない?「めんどくさがり男子が朝起きたら女の子になっていた話」

四葉です。

先日、「オレが私になるまで」という作品を紹介しました。

【漫画】朝起きたら女の子に。精緻な心情描写が光る「オレが私になるまで」 - 四葉ボックス

性別転換もののジャンルを総称して、TSとかTSFと言うことがあります(明確に定められているわけではありません)。

名称はTransSexal Fiction、TransSexal Fantasyなどから来ているようです。

そんなジャンルにおいても異色な作品が、今回紹介する

「めんどくさがり男子が朝起きたら女の子になっていた話」です。

概要

本作はコメディに振り切ったTSもの(この作品内でそう呼称されているので、以下この呼び方で統一)です。

どこが変わっているのかというと、

女の子になった当の本人が全く動じていないというところです。

動じない元男子

とある高校の男子寮のシーンから始まります。

高校生の早坂は、安田先輩と同室で生活していました。

ある朝、なんと安田先輩が女の子になっていました……!

TSものにおいては、自身の性別が変わったことに戸惑うのが鉄板です。

(※作中でも言及されています)

しかしなんと安田先輩は全然気にしていない様子で、

むしろ早坂のほうがテンパっています。

なぜそこまで平然としていられるのかというと、安田先輩は極度の面倒くさがり屋なのです。

いかにして楽に日々を過ごせるかと考えている安田先輩にとっては、女の子になったことはさして重要ではないということのようです(強者すぎる)。

本人は動揺せず、同室の早坂のほうが振り回されているのが面白いです。

頑張れ早坂!!

個性豊かなキャラクター

女の子になったのに動じない安田先輩と、やきもきする早坂がメインキャラクターですが、他にも個性豊かなキャラが揃っています。

 

まずは安田先輩のクラスメイトの男子、杉村先輩

自身をオタクと言っている彼ですが、

(ネタバレ防止のため色反転→TSものが大好きで、安田先輩が女の子になったと知っ人が変わったようになっていました。

実に良いキャラです。

 

次に早坂の妹、織枝(おりえ)です。

この子は、安田先輩に制服を貸した子なのですが、

安田先輩のことは以前から知っていたようで……?

(実は安田先輩のことが好きだった織枝でしたが、女の子に変わっているのを知ってショックを受けます

そして安田先輩のクラスメイト、五十嵐さん

急に安田先輩に絡んでくるようになったテンション高めの女の子です。

見た目と裏腹に、家は煎餅屋なんだとか。渋い!

彼女の行動の理由は、ぜひ本編を読んで確認してみてください。

賑やかな日常

女子になったことでクラスメイトの女子からおめかしイベントの洗礼を受けたり、

休日に女子の服を買いに行くことになったりと、

安田先輩の日常はかなり賑やかになります。

これまで「面倒くさい」をモットー(?)に生きてきた安田先輩はかなりだるそう(困惑でなく、そっちの感情が先に来るのが安田先輩らしい)です。

 

第7話では女の子の服を色々着てみることになります。

安田先輩は相変わらずめんどくさそうにしていますが、珍しい表情も見せます(超レア)。必見!

巻末のおまけ

さて巻末に、おまけ漫画が10ページ収録されています。

本編が気に入ったという方はぜひこちらも読んでみてください。

なんとこちらでは、王道のTSものを見ることができます(詳しくは読んでみてください)。

変わったTSものと、王道の両方を楽しめる構成ですね。

まとめ

本作「めんどくさがり男子が朝起きたら女の子になっていた話」は、

女の子に変わった当の本人が動揺しないという、

TSものにおいてはかなり特殊な雰囲気の作品となっています。

王道のTSものからちょっと外れたものが読んでみたいという人におすすめです。

 

【漫画】朝起きたら女の子に。精緻な心情描写が光る「オレが私になるまで」

四葉です。

今回は、朝起きたら女の子になってしまっていた男の子の日常を描いた、

「オレが私になるまで」という漫画を紹介したいと思います。

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概要

この作品は、作者の佐藤はつきさんがツイッターで投稿していた漫画をもとに書籍化されたものです。

現在、コミックウォーカー・ニコニコ静画にて連載中です。

comic-walker.com

主人公の藤宮アキラは小学2年生の男の子でしたが、ある朝目が覚めると女の子になっていました

それによりアキラの日常は大きく変化していくこととなります。

1巻では主に小学校時代が描かれ、2巻の途中からは中学生編が始まります。

後ろ暗い思いを抱えた主人公

男の子の頃のアキラは、女の子にちょっかいやいたずらばかりしていました。

しかしある朝目が覚めると、女の子になってしまっていたのです。

病院で診察を受けて、性別が変わってしまう病気であることを告げられます。

戸惑いながらも今までと同じように男子として生活しようとするアキラでしたが、

そう簡単にはいかず、心に傷を負い転校することとなります。

そして、過去の自分の行いがそれ以降もアキラの心に影を落とし続けます。

細やかな心情描写

この作品は心情描写がとても良いです。

性別がいきなり変化してしまったことによる当惑であったり、

懸命に抗おうとする気持ちと、女の子であることを受け入れつつある気持ちの葛藤だったり、

そう言った心の揺れを、表情とモノローグからしっかりと感じ取ることができます。

些細な気持ちの動きも細やかに描写されているのが素晴らしいです。

絶望と希望と

女子になったアキラは、過去の自分の行いを悔います。

自分が傷つけた人のことや、迷惑をかけてしまった/かけている人のことを考え、

自分を責める日々

こうして他人を拒絶するようになったアキラでしたが、構ってくれるクラスメイトも現れます。

最初は困っていたものの、優しさに触れてアキラは徐々に喜びも見つけられるようになっていきます。

 

転校した先の小学校で様々なことを経験したアキラでしたが、

中学校に入り環境が変わったことで再び困難に立ち向かわなければならない時がやってきます。

2巻では非常に大きなターニングポイントが訪れますので、

心して読んでほしいと思います。

アキラがこの先どのような経験をして、

自分の気持ちに折り合いをつけていくのか気になります。

3巻が待ち遠しいです!

【はずる】未確認で進行形(外すのが)【キャスト UFO】

「はずる」レビュー #11「キャスト UFO

 (解き方のネタバレはありません。ご安心ください)

 

四葉です。

今回は立体パズル「はずる」のレビューです。

はずるについてはこちらの記事をどうぞ。

あなたは外せる? 戻せる? 立体パズル「はずる」とは - 四葉ボックス

 

いつものレビューと違うので先にお断りしておきますが、

今回、なんとまだ解けていないのです……

ざっくり紹介

その名前通り、UFOの形をしたパズルです。

パーツは全部で6つあります。

外枠の円盤部分を構成する2つの部品と、中央の球体を構成する4つの部品です。

これを全てバラバラにするのが目的となっています。

キャスト ユーエフオー(UFO)

表面がこちら。

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裏面がこちらになります。

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レベル4の表示ですが、個人的にはレベル5・6と同等くらいじゃないかな?

と感じています。

このパズルを買ったのは昨年の9月中旬なので、

なんと半年もの間解けていないことになります。

キャスト ユーエフオー(UFO)

LEVEL★★★★☆☆(驚きと感動の個性派揃い)

ミッション①「外す」

これが初期位置です。

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早速動かしてみます。

球体パーツは十字に四分割されていて、

抵抗なくぐるぐると回転します。

軸がある感じではなく、360度どの方向にも回ります。

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ある位置に動かすと、周りの円盤部分も少し動くのですが……

そこから先に進めません。

 

何より難しいのが、球体を構成する4パーツが一つ一つ微妙に違うと思われることです。

そして動かしているとわかるのですが、

外から球体部分のパーツの内部構造を判別するのはほぼ不可能なのです。

手探りで正しい配置を見つける必要があります。

 

そんなわけで、未だ外すことができていません。

ミッション②「戻す」

まだ外すことができていないので、現時点ではこちらは空欄で失礼します。 

総評

まだ外せていないので完全なレビューは出せませんが、

良いデザインであることは言えます。

UFOと聞いてイメージする形であるのも良いですし、

丸みを帯びたフォルムも素敵です。

難易度については、半年もの間解けていないのでかなり高い部類かと思われます。

無事に解くことができましたら、このレビュー記事を更新したいと思います(解けるかな……

難易度(外す     ★★★★★★:未達成

難易度(戻す)     ☆☆☆☆☆☆:未達成

解けたときの気持ちよさ ☆☆☆☆☆☆:未達成

デザイン性       ★★★★★☆

総合          ☆☆☆☆☆☆:解けたら追記

【はずる】「解ける」雪の結晶【キャスト スノー】

「はずる」レビュー #10「キャスト スノー

   (解き方のネタバレはありません。ご安心ください)

 

四葉です。

今回は立体パズル「はずる」のレビューです。

はずるについてはこちらの記事をどうぞ。

あなたは外せる? 戻せる? 立体パズル「はずる」とは - 四葉ボックス

ざっくり紹介

雪の結晶に見立てた二つのピースを外す、迷路系のパズルです。

どう外すかは見当がつきますが、

選択肢がたくさんあるので一筋縄ではいきません。

同じ迷路系のラビ(生産終了、買うなら今! 二つの迷路とさまよう輪っか【キャスト ラビ】【はずる】 - 四葉ボックス)とはまた違った雰囲気のパズルでした。

キャスト スノー(SNOW)

表面がこちら。

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裏面がこちらになります。

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キャスト スノー(SNOW)

LEVEL★★☆☆☆☆(頭とパズルをひねりましょう)

ミッション①「外す」

これが初期位置です。

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雪の結晶を模していて綺麗な形をしています。

表のプレートと裏のプレートにそれぞれこんな形 ┬ の、

ピンのような突起がついています(細い円柱の棒に、円盤が乗っているイメージです)。

これが結晶の形をした道を行ったり来たりします。

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表面のほうだけ見て動かそうとすると、裏面がつっかえてうまくいきません。

このあたりは、同じ迷路系のはずるであるラビと似た感じです。

ただし、ラビはどう動かしたのかがわかりやすいのですが、

スノーは表と裏がめまぐるしく回転していくので、

「どう動かしたか」がわからなくなります。

 

ではとんでもない難しさかというと、そうではありません。

どう動かしたかはわかりにくいのですが、

無策で動かしていても辿り着けるタイプのパズルです。

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同じレベル2の他のはずると比較すると手間取りましたが、

なんとか外れました!

ミッション②「戻す」

外した後にぐるぐると回して、

どう外したかわからない状態にしてみました。

どの穴に入るのかやや時間がかかりましたが、

選択肢は絞られているのでそれほど難易度は高くありません。 

本当の試練は穴にはめ込んでからで、

元の位置に戻すまでがやや大変ですが、

外す時と違ってゴールがわかっている(※後述)ので戻すほうが楽です。

 

点対称な図形なので、初期位置を判断するのが一見難しそうです。

ですがよく見ると、プレートが丸く刻まれているのがわかります。

どうやら、これが初期位置を示すマークのようです。

これは表面と裏面の双方に付いているので、

戻す時はこのマークの上にピン(┬)が来るようにすればOKです。

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総評

選択肢がたくさんあるので、トライ&エラーを繰り返していくタイプのパズルです。

レベル2の中では時間のかかるほうかと思いますが、程よい難易度に感じました。

雪のデザインが素敵です。ぜひ雪の降る夜に解いてみたいですね。

難易度(外す     ★★★☆☆☆

難易度(戻す)     ★★☆☆☆☆

解けたときの気持ちよさ ★★★★☆☆

デザイン性       ★★★★☆☆

総合          ★★★★☆☆